サラリーマン宮城の発信所

サラリーマン宮城の趣味や子育てなど様々な情報を発信

日雇い派遣で力仕事をやってた時の話vol2 手配メールは給与、派遣病について

働きながら自分の体を鍛えると思いながらやってた力仕事で、体を痛めてしまった宮城です

 

どうも!今回は日雇い派遣からどのような流れで仕事の依頼がくるのかというのと、給与について書きたいと思います

 

 ▼前回のお話はこちら

www.field-sekkei.info

 

目次:

f:id:rinota-outside:20200521192249j:plain

 仕事の依頼のやり取り

  1.  仕事ができる日を事務所に連絡し伝える
  2. 希望している日にちの前日の午後のどこかで作業内容のメールが来る
  3. 連絡が(メール)来ない場合:翌日の仕事は無し → 他でキャンセルあった場合は連絡が来る

 という流れです

作業内容のメール

仕事があった場合この様なメール内容が届きます

(例)

--------------------

件名:○月○日(日)株式会社○○新規搬入作業

 株式会社○○新規搬入 (20階21階2フロア)

住所:東京都新宿区○○

担当:○○様

 

集合:9:45am

開始:10:00am

 

L :サラリーマン宮城(インパクト持参)

SL:秋田(インパクト持参)

作業員:青森 岩手 福島 新潟 群馬

 栃木 茨城 東京 千葉 神奈川

 

搬入:○○デスクx20台 2100書庫x10 チェアx25脚

4t 1台 4649(車番)(電話番号)

2t x3台 1234 5678 1212

 --------------------

この様なメールが来ます

はリーダー

SLはサブリーダーの略です

 

搬入のデスク20台やチェア25脚というのもほとんどの場合組み立てが必要なので

リーダーやサブリーダーは事務所からインパクトドライバーを借りてたり

自前で持ってくる人もいたりします

 

▼みんな大好きMAKITAのインパクト使ってました

 

1番遅い時は夜7時位にメールが来るので

「明日の仕事は無いから遊びの予定入れよう」と思ってたりすると

忘れた頃に「ゆーがったメール♪」とメールが来るので予定がなかなか組めない事もしばしば

 

当時、仕事の手配をやってる事務所の人間が凄く気分屋で

「手配メールまだですか?」など催促すると

次回から仕事を入れてくれなかったりする「干される」と言うのがあったので対応に苦労しました

給与について

f:id:rinota-outside:20200521192309j:plain

僕が所属していたところは、完全日給制でした

  • 全日(1日)作業で8,000円 (8時間前後の仕事)
  • 半日作業で6,000円(4時間程度の規模)
  • パーキング助手5,000円
  • 夜勤作業11,000〜12,000円

(全て交通費込)

手当て

  • 残業代は30分刻みで出る
  • 全日作業のLは4.000円 SBは2,000円手当
  • 半日作業のLは2,000円 SBは1,000円
  • 遠方手当 1,000円

リーダー(L)になるには正確な基準が分からないですが、早いと言われた僕の場合は

2年目にリーダーになるまでは定期的に週3-4日ぐらい仕事してたら任せてもらえるようになりました

あと噂によると好き嫌いで決めるっていうのも聞きました(諸説あり)

 日雇い派遣で生活すること

f:id:rinota-outside:20200521192506j:plain

日雇い派遣でメインで働くのは正直ギリギリでした

 

日額8,000円といっても、この金額に交通費とお昼代が込みなので単純にプラスになるのは6,000円から6,500円程度

 

交通費片道1000円以上ならオーバーした分は後日請求すれば戻ってきますが

場所によっては自宅から片道電車賃が800円とか結構あったので往復だけで残り6400円の手取りなのでお昼を食べない時もありました

 

お弁当って考えもあるんですが、お昼まで常温で置いとく事になりますし

12時にお昼入れるとは限らないので基本的には外食orコンビニになるので

そうなると手取り5000円ちょっとになってしまいます

 

手取り6,000円だとしても週5の20日働いたとしても12万円

1人暮らししてると家賃や光熱費 通信費でなんとかやっていけるレベルですが

僕が働いてる当時は普通に妻子持ちの人などフリーター、ネット難民のおじさん達などオールスターズ でした

 

週5日で仕事が貰えるというのも珍しく、僕の場合は月の収入は平均10万円前後が多かったです

派遣病 

派遣病とは体が悪くなる病気ではなく、日雇い派遣に抜けられなく依存してしまう病気の事の意味合いで働いてる人たちはその言葉を使ってました

 

 

何故日雇い派遣に依存してしまうかというと、給与のところでも紹介した通り完全日給制なので現場が早く終われば仕事が終わりなのでベテラン勢は8時間だらだら働くより少しでも早く終わらせて帰ってお酒飲みたい!という考えなのでダラダラしてる新人には厳しく当たります

  • 1日作業の規模でも4-5時間で終わる場合もあるし
  • 半日作業なら通常4時間の作業だと思ったら1時間で終わった
  • 夜勤で朝6時終了予定が終電前に終わった

なんて事も普通にあります

僕の場合は、極稀に朝集合場所へ行ったら現場作業が中止になり仕事がなくなったという場合でも日額満額が支払ってくれたり、さらに

  • 半日仕事が10分で終わった
  • 全日仕事が1時間で終わった

こういう事があると、みんな目先の事しか考えてないので

1時間で終わった ウエェェーイ!

うはっ 時給8,000円だったよ、やばっ 神

 

と、いう事になり飴と鞭みたいな感じで8,000円を楽して稼げるというのが染みつき定職せずダラダラと日雇い派遣を続けてる人が多かったです(自分含め)

まとめ

大学卒業後一度就職しましたが肌に合わず辞めてしまい、一時的に間しのぎで日雇い派遣に出戻りした時がありました

 

出戻りまで2-3年の期間が空いてましたがいたメンバーはほぼ変わらず相変わらずベテラン勢が幅を利かせてる状態でした

 

僕の場合はリーダーやってたので僕の現場ではベテラン勢を顎で使って新人には出来る事が少ないので適材適所でやらせてたりしてましたが、派遣病のベテラン勢っていうのは一癖も二癖もあったので本当にめんどくさかったです

 

その後、僕は肩の筋を怪我してしまい力仕事の限界を感じ丁度良いタイミングで一般の会社に就職しました

 

日雇いの仕事を悪く言うつもりもないけど、怪我したら仕事自体できなくなるので

これから日雇いやる人は仕事前にちゃんと準備運動しましょう!

 

体が資本!

 

ではっ!