腰痛(ヘルニア)で1泊2日短期入院。入院生活と費用などVol.2
▼前回の続き!
レントゲン室で色んな”出来事”に格闘した僕は、疲れ切った状態で病室まで運ばれました
目次:
人生4回目の入院
僕は今まで4回の入院をしてきました。と言っても4回中3回は小さい時で覚えていないのですが・・・
記念すべき?初入院は生後すぐ半年間の入院
なんでかは分からないですが、生まれてすぐずっと危険な状態だったらしくずっとPICU(子供のICU)にいたらしい
2回目は2歳の時、祖父母の家の2階から1階まで転げ落ちて口から泡をふき、怪我して入院
3回目は4歳の時。自宅庭に父親が積んでたタイヤ(3段)の上で遊んでおり、そこから頭から落ちて石が額に刺さり出血で入院
小さい頃の僕はやんちゃで怪我で病院行ったり泊まったりしている子供でした
その頃以来の入院という形になってしまいました
病室の選択権
僕が救急搬送は都内でも築年数が結構古いらしく、院内は「THE 昭和!」と言わんばかりの雰囲気の病院でした
当日、ここの病院では10人部屋と4人部屋が空きがあったらしくどっちの病室に入るかと看護師さんが相談してきました
それが下記内容です
- 10人部屋:室料がかからない大部屋だけど、老人が沢山いるらしく四六時中うめき声が聞こえる部屋
- 4人部屋:1日4,400円かかるが人数が少なく比較的症状が軽い人がいる有料部屋
聞かされた瞬間「4人部屋でお願いします」と力強くお願いしました
いざ、病室へ移動すると室内はとても静かで4人部屋で良かったと思いベッドに疲れた体を休めました
入院説明
少しベッドで横になってると違う女性看護師がやってきて説明をしてくれました
- とにかく安静にすること
- 今の状況だと最低でも1週間は入院するということ
- 整形外科の先生がバイトの先生だから、その先生がOKだしても内科の担当医がOK出さないと退院できない
- 1日一回は担当医が来るので退院したければその時に懇願すること
- トイレは尿瓶ですること
僕的には結構脅迫じみた内容だなと思いましたw
専門の整形外科の先生がOK出しても、内科の先生が”OK”って言わなければ退院できないってなにそれ?って思いました
普通、専門外の人が大丈夫かどうかって判断できるの?って思いました
この中で一番拒否したかったのが5番の「尿瓶」
いくら僕が「痛くてもトイレ行けます」って言ってもその看護師は「ダメ」の一点張り
僕は諦めこの説明を受けてから水分を一切取りませんでした
ベッド生活開始
説明を受けてからとりあえず暇だったので、嫁が用意してくれた入院セットを取り出し、ポケットWi-Fiやスマホ充電器などセットし横になりながらゲームやビデオをみました
スマホもずっと持ってるとしんどいので、ベッドのサイドレールに上手い事スマホを固定し映画のプリズンブレイクのシリーズ4を見ていたら気づいたら寝落ちしてました
病院食(夕食)
時刻は18時
ヘルパーから「宮城さーん 宮城さーん」と大声で呼ばれ目を覚ましまし、寝てるのに問答無用で起こしてくるんだなと思い少し不機嫌で起きました
目を横にやると食事が運ばれてきたので、中をのぞくと想像通りの味薄そうな料理で栄養管理士がしっかりと考えてるのは重々承知だが第一印象「これ、食べれるかな?」と不安になりました
意外にご飯の量が多く、普段自宅で食べてる約2倍の量がありました
とりあえず、一口ずつ味見をしみてると・・・
- 味噌汁:味噌の味がしない
- 煮つけ:なんか臭い
- 煮物:タケノコが美味しい 茄子は水っぽい
- 果物:パイン甘くておいしい
というような味でした
しかし、痛さと夕食の時間がまだ早かったという事と「水分」を余り取りたくなかったので、パインとタケノコだけ食べそっと蓋を戻し再度寝ることにしました
就寝時間
入院中の就寝時間は夜9時
夜9時なんていつもブログ書いてる時間帯で眠たくもないですが、さすがにブログ書く体力もなかったのでイヤフォンでプリズンブレイクの続きを見ていました
夜12時過ぎになると流石に眠気もあり寝ることにしました
何か聞こえる
深夜2時頃、誰かの声が聞こえたので目が覚めました
誰だ誰だと思っていたら、犯人は同じ病室の年配の男性で
「あーーーーーー」
「ここはどこなんだー」
「西新井に帰りたい」
と唸り声や独り言が病室内に響きわたってました
さらにその周りの入院患者はその声にも反応もなく大音量のイビキで寝ていたので、どんな神経なんだよとイライラしはじめ、病室の説明した時の話と違うじゃないかと怒りを覚えましたが、怒ったところで何もないので落ち着くまでイヤフォンのボリュームMAXでゲームをしてやりすごそうと心に誓いました
そんな騒音だらけの病室でゲームをしてると、ヘルパーさんたちが患者の尿見回りにやってきて僕の尿瓶をチェックした時に「トイレは?しなくていいの?」と聞かれ尿瓶じゃできないと伝えると「じゃトイレまでツレテイクヨ」とフィリピン系のヘルパーさんの天使の様な優しさでトイレへ行くことになりました
この時まだトイレに行かなくても良かったのですが、日中に看護師に見つかると厄介でしたので一応行っとこうと思い足を引きずりながらトイレへ行きました
用を足し部屋に戻り工事現場の様な騒音の中スマホゲームを再開し朝まで過ごしました
2日目朝食
朝8時に朝食が運ばれてきました
何故か水分が多いメニューになっており、病院側は僕にどうにかして尿瓶で用を足せと言わんばかりのメニューでした
てか、牛乳あれば温かいお茶いらない気がすると思う
今回の味の評価は以下の通り
- ご飯:普段の2杯分は変わらず
- 減塩海苔の佃煮:減塩なのにかなりしょっぱい
- 味噌汁:味噌の味がしない汁
- よく分からないおかず:味がしない
一瞬自分でも「コロナにかかっちゃったのか?」と思うレベルでした
そりゃ病院食食べてれば健康体になり痩せますよね・・・
せっかく作ってくれたのにごめんなさい。全部残しちゃいましたが牛乳は美味しかったです
午前中
午前中は若い男性看護師が担当になってくれた
この方は仕事をテキパキこなすイメージですごくいい人でした
先生が来る前に「痛み引きました?」と聞かれ痛みはあるが夜の状況で精神的にやばそうと相談した時、もしある程度動けるようであれば自宅療養という形で退院できるかどうか担当医に相談してきますと言って貰えました
仕事早いのは分かるけど、自分が退院するのも早めてくれるの?とびっくりし、そこからとんとん拍子に退院へ向け準備をしました
担当医登場
前日の看護師の説明で登場してきた担当医。まさか退院時に初対面になるのかと思いどんな怖い先生かと思い診断室に入っていきました
「昨日の夜はうるさくて、ごめんねー」
第一声、大きい声で謝ってきました
そんな元気の良い担当医の見た目のイメージは、かっぷくが良いアニメ「クレヨンしんちゃん」に登場する隣のおばさんだった
ただこの担当医は患者に適格にアドバイスし、かつ上から目線ではなく患者の立場を考えながら物事を言う感じが好印象でした
その担当医からこのまま退院じゃ少し不安という事で、ここの病院ではできないMRIの検査を系列の病院で受けた方が良いと言われMRIを受けることになりました
MRI
MRIを取りに搬送先の病院から約50分程車で走ったところの病院へ送ってもらいました
MRIは磁器を使うものでCT検査は5-10分ぐらいで終わるところMRIは30分から1時間程かかる検査
4年ほど前に一度MRIをやった時は閉所恐怖症ではない僕でもそうなりかけたので少し苦手意識がありましたが、ここの病院では下記画像の様に機械と頭上のスペースが結構とれていたので大分楽でした
約30分ほどでMRIが終わり診察室へ戻り自分の背骨近辺の映像を見せてもらいました
ヘルニアでした
軽度~中度のヘルニアと診断を受けました
特に今すぐどうのこうの治療しなくても良いらしく、長引いた時にブロック注射や手術をするという事になり、しばらくは自宅療養という流れになりました
事前に担当医から「もしかしたらMRIを受けて再入院になるかも」と言われていたので安心し不安が無くなった瞬間急激にお腹が空き帰りに家系ラーメンへ寄りお腹を満たしました
掛かった費用とまとめ
今回1泊2日の入院にかかった金額は総額4万円でした
内訳
- 入院代
- CT
- レントゲン
- 処置代
- 薬(処方箋込み)
- 部屋代
- 食事代など
一時的に借りていた松葉杖はレンタルという事で別途5千円の預かり金を渡し、退院時に返金というシステムでした
高いのか安いのかは分かりませんが、入院中取ったレントゲンやCTなどの結果は何も聞かされなかったのでそこだけが気になります
ただ、グーグルマップの評価が5点中2ぐらいだったので不安でしたが結果看護師も担当医も良い人だったので良かったです
あとは若い女性看護師に僕の宮城Jrを見られてないことだけ祈ります
ではっ!