セレクトショップでアルバイトで働いてた時のお話。意外と重労働
ども!今回はセレクトショップで働いてた時のお話
働く前の【セレクトショップ】って響きだけで憧れや華やかな職業ってイメージを
持っていたんです
でも、実際働くとそんなイメージとは裏腹に体力勝負の仕事でした
目次:
セレクトショップ
僕が働いてたのお店はメインブランドとして「ジャーナルスタンダード」という
ブランドを扱っていました
ブランド物やファッションに疎かった僕は知らなかったですが表参道に出店しているブランドと知ったのは働いてからでした
お店の営業時間は朝10:00~20:00で基本的には朝から営業時間が終わるまで働きました
バイトの競争率が高い
入社してから店長に聞いた話ですが、僕が入った時応募が30人程あり
アパレル関係経験者から衣服の専門学生に、フリーターや僕みたいなセレクトショップ未経験者も数人いたとのことでした
その中で約30倍の倍率で僕一人が合格したわけですが
合格理由は「高校時代に留学していた行動力」だそうです
未経験者でも評価してくれるんだ、この店長良い奴じゃんとおもってた僕は
この時まだ、この店長がろくでもない人間とは知るまでもなかった
重労働
「アパレルショップで働いてるんだ へへ~ん かっちょいい」程度にしか思っていなかった僕ですが、当たり前ですが実際はそんなに甘いものじゃありませんでした
営業時間が朝10時から夜20時までの10時間営業ですが
実際僕のお店では毎日朝9時半出社し帰るのは夜21時手前という約12時間勤務でした
開店前後
下っ端の僕は、開店前後はひたすら在庫管理
朝、出勤するとお店の前にメーカーより送られてくる段ボールの山
特大段ボールが4つぐらいに無数の服が入っており、それをお店裏のストックまで運びそれを1つ1つバーコードリーダーよ読み込みストック棚へ並べる
この作業が大体11時ぐらいまでかかりました
中腰の作業が一番腰にくるので、定期的に背を伸ばしたりストレッチをしてたりすると、横からチラッと覗いてくる別のスタッフに「早くして」とちゃちゃ入れられ毎回イラッ☆っとしながら「だったらお前も手伝えよ」と言いたい気持ちを心にしまい必死にバーコードを読み取ってました
午後から閉店まで
お昼後からは店舗での接客
セレクトショップ未経験の僕ですが、以前大学時代に日雇い派遣以外掛け持ちしてた
「無印良品」でも約3年間バイトしてたので、基本的な接客は出来ました
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ただ働いてるスタッフが多い無印に比べ、僕が働いてたショップは従業員が5人しかいないので(メンズ担当は僕入れて2人)個人の負担が大分多く新人の僕は働き始めは結構地獄でした
【個人的キツかったポイント】
- お昼が終わったら閉店まで休憩なしの立ちっぱなし
- 1人の負担が多いので、基本的には「1回で全部覚えろ」というスタンス
- 分からないことを聞いても教えてくれない
- バイトの時給が安いのに衣服代にお金がかかる
お昼休憩は長かった
午前中はお店に出ないでストックの在庫管理作業がメインの仕事でしたが
それが終わる11時頃から僕の昼休み時間でした
休憩時間1時間半
もう1時間半とか何すればいいのか分からなかった
というか、お昼1時間で2回目は16時から30分休憩とかにしろよタコおやじ
とか思ってました
午前中から貴重な休憩時間を全部使うはめになるので、午後の仕事は慣れるまで立ち作業で腰が痛い毎日でした
セレクトショップで働いて良かった点
お客さんからコーディネートの依頼をされた事
これは相当気合入りました!
当時僕も仕事に慣れ始めてきた頃ある日の出来事
1人の高校生が店内をずーと悩んだ顔で行ったり来たり、他のお店へ行ったなーと思いきやまた戻ってくる
こんな行動を1時間ぐらいしてて、次来たら声かけてみようと思い声かけてみると
「今度、初めてできた彼女とデートで何着ていけばいいのか分からなくて・・・」
これ聞いた瞬間、僕の心に火が付き応援したくなり僕は
「困ってる事あったら何でも聞いてください。服とか一緒に選びますよ」
と答えるとそのお客さんは
「じゃぁ、全身のコーディネートをお願いします」と言ってきたので
一緒に服を選びました
初めてのデートということで、自分の事のように気合が入りましたが
一応気を付けたポイントは下記のポイント
- お客さんも高校生、余り高い物をおススメしない
- 低予算だがTシャツやロンティーは着回ししやすいデザインを選ぶ
- 僕の服の好みになりすぎない様、高校生の意見を聞きながら服を提案する
僕の中では洋服って高ければ良いってわけじゃないと思ってたし
相手は高校生、初デートの為にバイトを必死に頑張ってきたと思うので
安くておしゃれで、浮いたお金で初デートにもお金を掛けれる様必死に考えました
話を聞きながら、3パターンぐらい全身コーディネートしてあげて
その3パターンでもTシャツを替えればまた違う印象になるので、その高校生のデート当日の気分によって変えられるという形でやりました
コーディネートが終わり「この3パターンのうちどれにしますか?」と聞くと
「この3パターン全部下さい」といわれ
僕は目が点になりながら「え、全部ですか?」と聞くと
「気に入りましたので」っと高校生が笑顔でいう
その後合計数万円のお支払いを済ませ、高校生は笑顔で帰っていきました
それから間もなく僕はこのバイトは辞めてしまいましたが、あの時の高校生初デートは上手くいったのかな~と今でも思います
バイトを辞めた理由
単純に店長の性格の悪さで、これ以上こんな人の下で働きたくないと思ったので辞めました
自分の部下をあることないこと平気で嘘や悪口を言い他のスタッフの笑いを取ろうとする性格で、僕も何度か「こいつアル中だから」とか「こいつの着てる服洗ってないから」など言われました
しかも、平気でお客さんの前でもいうので店の責任者の癖に何がしたいのか理解ができずきっぱり辞めました
まとめ
派遣などで体力的に自身があると思っていましたが、それはあくまでも力や筋肉があるっていうだけのことで、ショップ店員ならではの立ち仕事というのは別種類の大変さがありました
毎日筋肉痛で慣れてくればどうって事もないんですが、華やかなイメージ裏を身をもって体験できたかなと思います
僕自身の理想の働き方っていうのが仕事は外回りや自分で時間を管理して様々な仕事をしたいと思ってるので、ショップ店員の様に1つの場所に留まって働くっていうのは性に合いませんでした(店長と合わなかったていうのもありますが)
ただ、ショップ店員のバイトをしてきた等色々な仕事を経験して今の自分があるので、決して無駄にはならないと思います
その時その時でやってみたいことを経験する。
チャレンジしてやるだけやって違うなと思えば辞めて違う事をやってみる
だらだらと嫌な仕事を引きずるより、自分のやりたいことを模索しながら挑戦する
そんな仕事選びもいいんじゃないかなと思います
今回はここまで
でわっ!